ケイヌビエ



2008年8月31日 秋田県八郎潟町
キャノンEOS 40D EF50ミリマクロ
イネ科ヒエ属

分布 本州・四国・九州

花期 8〜10月

特徴
イヌビエの変種。イヌビエより全体に大きい。湿ったところを好み、池や川のほとり、田んぼや畦に生える。

撮影手記

08年、秋田県の八郎潟へ田んぼ見学に行く。そのとき、「まるしんさん、ヒエの写真は撮らないでよ〜」と、田んぼの持ち主。ヒエは米の生産者にとって、にっくき雑草のひとつ。ケイヌヒエは、大型なのでよく目立ち、ヒエによる実害よりろくに田んぼを管理していない証拠?になり、面目がたたない。 彼の名誉のために書くけれど、彼の田んぼには、ほとんどヒエのたぐいはなく、わずかにあぜ道に咲いていたケイヌヒエを、米屋の立場忘れて、野草撮影者の心が動いて、条件反射的にシャッターを押していた。だが、生産者にしてみれば・・。 除草剤をあまり使用しない米だから、少しくらいのヒエはしかたないことだが。 米生産者にとって、イネを育てることは雑草の戦いであることなのだ。

彼に八郎潟町・大潟村を案内しているとき、なかには、ごくわずかだけれども、ケイヌヒエをイネと栽培?しているような田んぼもあった。
(もちろん、案内している彼の田んぼではない)
 八郎潟で、生産されているアキタコマチ(背景)彼のお米は、おいしいと評判です。お客様から大変好評販売中です。ぜひ、買ってください。
 くわしくは、まるしんお米通信へ。

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