ユキノシタ

ユキノシタ科ユキノシタ属

分布 本州・四国・九州

特徴

山菜・薬草としても有名。名前については、諸説がある。葉に白い斑点を雪にみたてたり、雪の下でも葉は緑のままのこと。垂れた花びらの舌とみて、雪の舌とするもの。また、薬用植物として、多くの人が栽培している。
 山野の湿った岩の上に生える高さ20〜50センチの多年草。紫色の走出枝を多数出して増える。茎や葉には赤褐色の毛が多い。 根元に葉を束生し、葉は腎円形で暗緑色、脈に沿って白斑があり、裏は暗紫色を帯びる。花は円錐状の集散花序で多数つき、花弁は5枚で白色、上の3枚は卵形で淡紅色を帯び、2対の濃紅色と1対の濃黄色の斑紋がある。下の2枚は長い。

撮影手記

山以外でも、町中の石垣や庭、路地裏に生えているのをよく見かける。それだけに、野生の花のイメージがわかず、なかなか撮影せずにいた。

左 2007年5月27日 高尾山
キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ
   
 2020年5月17日 高尾山 
オリンパスTG−6
 2020年5月24日 高尾山 
 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ 

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