ハナネコノメ

 2009年3月1日 高尾山 キャノンEOS40D EF50ミリ
ユキノシタ科ネコノメソウ属

分布 本州(福島県〜京都)

花期 3〜4月

特徴

沢沿いの林内に生える多年草。全体に白色の軟毛が多い。根元から出る葉は花時は枯れ、茎の葉は扇形で対生し、先端は鋸歯が数個ある。花弁はなく、萼片は白色で、花が終わると緑化する。雄蕊は8個で葯は暗紅色。

撮影手記

私の山野草撮影のフィルードワークの明治の森の高尾山。早春を告げる花。開花時期が短く、特徴でもある、マッチのようなおしべの赤い葯の下には黄色の花粉がある。なんとなく、新鮮な葯があるときに撮影したいと思っているのだが、タイミングが難しい。花弁にあたる萼片は普通純白。なかにはやや紅がついていたり、薄緑色したのがあり変化を探すのは楽しい。また、受粉が終わった後、萼片が紅色に染まるのも希にある。
 2009年3月15日 高尾山 キャノンEOS40D EF50ミリマクロ
 2016年3月6日 高尾山 キャノンEOS 70D  EF50ミリマクロ
 2017年3月19日 高尾山 キャノンEOS70D  EF50ミリマクロ
 2017年4月2日 高尾山 キャノンEOS70D  EF50ミリマクロ
  2017年3月12日 19日 高尾山   オリンパスTG−4
   
2020年3月15日  高尾山   オリンパスTG−6
     
     
2021年3月7日 高尾山 オリンパスTG−6
     
     
2021年3月20日 高尾山   オリンパスTG−6
     
   
下段はアルビノ種  2023年3月19日 高尾山   オリンパスTG−6

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