スミレサイシン

1987年5月11日 青森県
 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 2009年5月31日 尾瀬 
    キャノンEOS40D EF50ミリマクロ
スミレ科スミレ属スミレサイシン類

分布 北海道南部・本州の日本海側

花期 3〜5月

特徴
 葉がウマノスズクサ科のウスバサイシンに
似ているところから。日本海側の山地林内に生える。葉は長さ3〜5センチの心円形で、花後展開する。花は淡紫色で直径約2センチ。側弁は無毛。距は太く短い。太くて長い根はトロロとして食用される。

撮影手記
87年日本海側要素の代表的なスミレ。ある野生ランを探しに、青森県のある山へ仲間と。地元の山野草にくわしいYさん(故人)に案内していただき撮影することができた。土・日フリーキップを利用。当時はJR東日本全域乗れて、なんと一万円。上野駅で切符購入時に、駅員さんに教えていただき大変得した気分に。
夜行日帰りの強行軍だったが、あこがれのランに逢え、さらに、あらたな野生ランの株を見つけた。(三週後再び撮影に訪ねる。)目的を達成し、帰り道においてスミレサイシンを見つけて撮影した。

左は、尾瀬、鳩待峠へ向かう山道で、帰路のバス時間を気にしながら撮影。

左  2014年6月1日 尾瀬
    キャノンEOS50D EF50ミリマクロ

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