ナガバノアケボノスミレ

   
 1996年5月3日 奥多摩  キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
希種

スミレ科スミレ属

自然交配種 
ナガバノスミレサイシン*アケボノスミレ

分布 本州

花期 4月

特徴
スミレの自然交配種は数は多いけれど、いつの間にか児絶えてしまう。ナガバノアケボノスミレは、地下茎でも増えていき、ときには群生する。やがって最盛期が過ぎると徐々に衰退していく。

葉は少なく、最初は表面に巻いており次第に展開する。展開後は卵状披針形で先は三角状に尖る。花は2か3つ程度でアケボノスミレより大きく、花冠は淡紅紫色が多いが白色に近いものもある。葉は親の中間形。花は白いのから紅紫色まで。

撮影手記

96年、ナガバノアケボノスミレが奥多摩のある山にある情報を元にUさんと行き、撮影することができた。
06年、一人高尾山の尾根道を歩いていると、ピンク色の花の小さな群落があった。アケボノスミレかなと思い見てみると、ナガバノアケボノスミレであり喜んで撮影した。
21年、高尾山で新たな群生地で撮影。ちょうど見頃であった。
     
  2006年4月30日  高尾山 キャノンEOSKiss・D EF50ミリ
     
   
2021年4月4日 高尾山  キャノンEOS6DU EF100ミリマクロ  オリンパスTG−6
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