アゼオトギリ

絶滅危惧1B類

オトギリソウ科オトギリソウ属

分布 関東・東海・関西・中国・四国・九州

花期 7〜8月

特徴

山間部のあぜ道や水田に隣接した湿地に生える多年草。コケオトギリに似ているが、花弁の長さが7〜8ミリ、基部は円形でやや茎を抱く。コケオトギリが山地に生え、水田には生えない

撮影手記

以前は普通にみることができたのだが、除草剤の普及により激減し、このままでは種の絶滅もありえる。
渡良瀬遊水地は、かって武蔵野において、ごく普通に咲いていた野草が、開発やら農薬やらに追い込められた最後の楽園。足尾鉱毒事件により、人為的に開発された渡良瀬遊水地が、武蔵野の植物の最後の砦になってしまうとは。

左 2004年8月8日 渡良瀬遊水地
キャノンEOSー1 タムロン90ミリマクロ
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