タガソデソウ

絶滅危惧2類

ナデシコ科ミミナグサ属

分布 長野県・山梨県

花期  5〜7月

特徴

山地のやや湿った林下、草地に生える草丈30〜50センチの多年草。茎は、まだらな株たちになり、茎の上部には腺毛を交えた白い軟らかい毛がある。 葉は無柄で、披針形〜卵状披針形、長さ4〜9センチ。両面に毛がある。 花は茎頂にややまばらにつき、直径1〜1.5センチ。花弁は白色で5個、先は円く腺毛がある。

撮影手記

18年、クモイコザクラ・ユキワリソウを探しに南アルプスへ。帰路の林道歩きで、この山を案内していただいたYaさんにタガソデソウの自生地を教えて頂く。長野県・山梨県のごく一部しか自生していない貴重な野草。やさしい感じの和名にも惹かれ、撮影したかった花だけに出会いはうれしかった。
上  2018年4月29日  山梨県北杜市 キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ

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