イワツメクサ

   
2018年7月15日 北岳
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ 
   2023年8月6日 富士山
 キャノンEOSR7  EF50ミリマクロ
 ナデシコ科ハコベ属

分布 本州中部

花期 7〜9月

特徴

高山の砂礫地に生える 草丈5〜20センチの多年草。茎はよく分枝して株立ちになる。 葉は平開し数対あり、線形で長さ2〜3.5センチ、幅1〜2ミリ、基部にわずかに縁毛がある。
 花は1〜8個が集散花序となり、花柄は2〜7センチ。花弁は白色で2つに深裂し、萼の1.5〜2倍の長さがある。

撮影手記

18年北岳。デジ一眼レフとコンデジで撮影しながらの登りは予想以上時間がかかってしまった。高山植物の咲く尾根道にたどり着いたのは、すでに15時過ぎていた。高山病にかからないよう意識して登ったことも時間がかかった一因。この時間になると追い抜いていく登山者も少なく、宿泊先の肩の小屋めざし、イワツメクサを撮影しながら、再びゆっくりと足を動かす。
23年、富士山お中道から奥庭まで歩く。砂礫地にはオンタデやメイゲツソウ、それにイワツメクサが咲いていた。撮影していると小振りの雨が強さを増していき、土砂降りに。奥庭山荘にたどり着くころには、すっかり濡れ、下界では真夏の酷暑日なのに、ここでは寒さを感じた。

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