キタダケソウ

危惧種1B類

キンポウゲ科キタダケソウ属

分布  北岳

花期 6〜7月

特徴
 高山帯の礫地に生える多年草。茎葉は互生し、根生葉の葉柄は筒形。花は白色。花弁状萼片は6〜15個。花弁の長さは幅の二倍以上。先はへこむ。葉白くて分厚い。

撮影手記
 この花を見たくて夜行日帰りの強行北岳登山。この年は雪が多く、7月中下旬でも大樺沢の雪渓の雪の量は多かった。きつい雪渓をを登り詰め、八本歯のきつい登りを行き、トラバース道へ。
あこがれの花との対面の後は雪渓を下るのを避けて頂上を越えて、御池小屋をへて広河原へ戻る。さすがに御池からの下りはバテバテであった。
 ヒダカソウを撮影している私にとって、キタダケソウは何が何でも撮影したかった花。
  昔、ある集まりで、たまたまキタダケソウの話題になり、博識ぶる自称・山岳家が「キタダケソウは、塩見岳や荒川岳にもある。北岳で最初に見つかったからその名前があるだけだよ。べつにそんなに珍しい花ではない。」と、知ったかぶり。そこで「もし、アンタが塩見・荒川岳でキタタゲソウを見つけたのならばそれは学術上大発見のことだよ」と言ってやった。まちがいなく、ハクサンイチゲをキタダケソウと思っているのだろう。

1992年7月29日 北岳
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
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