ツノハシバミ

   カバノキ科ツノハシバミ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 3~4月

特徴

山地に生え、高さ4~5メートルになる落葉低木。葉は互生し、長さ5~11センチの卵形。基部は普通円形。若葉はよく紫葉がでる。雄花序は長さ3~7センチで前年の枝に垂れ下がる。雌花序は枝先や雄花序の上につく。開花時には、赤い花柱が芽からのぞく。堅果は長さ6~8センチで先がくちばし状の筒になり、棘毛の発生し総苞に包まれる。実は食べられる。

撮影手記

くちばし状のツノハシバミの果実を撮影して以来、ぜひ花を撮影したくなった。とくに雌花を。22年、早春の高尾山を通い続け、紅サンゴのような雌花を撮影することができた。数珠状に咲く雄花もアップして撮影。果実もおいしいと言われているので、機会あれば食したい。


左  2022年3月21日 高尾山  
キャノンEOS6DⅡ EF100ミリマクロ
     
雌花   2022年3月21日 高尾山 オリンパスTG-6
   
雄花  2022年3月21日 高尾山  オリンパスTG-6
   
果実   2022年8月22日 高尾山
  キャノンEOS6DⅡ EF100ミリマクロ
 

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