ムカゴイラクサ

     
 2023年9月17日 三浦半島 オリンパスTG-6
   イラクサ科ムカゴイラクサ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期  8~9月

特徴

山地の木陰に生える、高さ40~70センチの多年草。茎に刺毛かあり。上部には細毛がある。葉は卵状楕円形、長さ5〜15センチ、鋭尖頭、基部は円く、縁は鈍鋸歯、刺毛を散生し、上面に細点がある。葉柄は長さ葉の1/2以下。葉腋に珠芽がつく。花は雌雄同株につく。雄花序は葉腋に出て円錐形、雄花は直径2ミリ、花糸は花被と離生。雌花序は頂の葉腋から出て円錐形、枝は片方だけである。果実はゆがんだ円形で長さ3ミリ。

撮影手記

花仲間と三浦半島の渓谷を歩く。見慣れない花があり、撮影していると同行のGさんよりムカゴイラクサと教えていただく。地味なイラクサの花だけれども、花をクローズアップしてみればイラクサの特徴ある形が可愛い。

左  2023年9月17日 三浦半島 キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  

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