チングルマ

   
  2005年7月24日  至仏山
キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ
 1995年8月27日  白馬岳 
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
バラ科チングルマ属

分布 北海道・本州中部以北

花期  6〜8月

特徴

果実の形を稚児車に見立てたことから。亜高山〜高山の湿地や礫地に生える高さ10〜20センチの草状の小低木。枝は地を葉って広がり、マット状になる。葉は奇数羽状複葉で7〜9小葉からなり、小葉は狭倒卵形で長さ0.5〜1.5センチ。光沢があり、縁には鋭い鋸歯がある。花は茎頂に1個つき、白色の5弁花で径2〜3センチ。花柱は花後長く伸び、白毛が密にある。ダイコンソウ属にする説もある。

特長

代表的な高山植物。ときには群生していて登山者の目を楽しませてくれる。絵になりやすく、私も各地で撮影してきている。尾瀬の至仏山では、木道脇に群生していて、ブヨと急坂に苦闘していた私をなぐさめてくれた。

左  2016年6月26日 谷川岳
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
2018年7月15日 北岳  キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
     
 2022年7月17日 月山  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ オリンパスTG-6

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