キバナノマツバニンジン

  2019年8月14日  千葉県山武市成東 オリンパスTG-4  キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ
アマ科アマ属

分布 帰化植物 (北アメリカ原産)

花期  7~9月

特徴

茎は細く直立して高さ20-70センチの一年草。上部で多く枝分かれする。葉は茎に対生または互生し、広線形で、下部のものでは長さ1-2センチ。枝の上部に直径約8ミリの黄色い花が咲く。萼片は5枚で、外側の2枚は長さ約3ミリ、内側の3枚は長さ約ミリ、つぼみの時には外側の2枚が内側の3枚を包んでいる。花弁は5枚で黄色、長さ5-10ミリ。花は午後開花し、数時間経つと散ってしまう。

撮影手記

千葉県・成東の天然記念物に指定されている食虫植物自生地。ホザキミミナグサ・ナガバノイシモチソウ・トキソウなど貴重な湿原の野草が数多く見ることができ、ボランテァの人により手厚く保護されている。ところが、この帰化植物のキバナノマツバニンジンは、抜かれることなく、まるで保護されているようだ。おまけに、ガイドブックにも掲載され、見頃の開花の時期も記入してある。

保護地の周りに荒々しく群生しているセイタカアワダチソウは根気よく除草しているそうだが追いつかず、かろうじて保護地の進出を抑えているのに・・なぜか、キバナノマツバニンジンはそのままにしているのだろうか。個人的には、抜いて欲しいと思っている。

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