センダイタイゲキ



危惧種1B類

トウダイグサ科トウダイソウ属

分布 東北・関東

花期 5月

特徴

山地の湿ったところに生える、高さ30センチ程の多年草。 茎は直立し、葉は長楕円形で長さ約6センチ、幅約5ミリ、互生する。 茎に上部に散形枝を出し、その上に杯状花序をつける。腺体は半月形で、両端の突起は鈍頭で外を向く。子房の外面は平滑。

撮影手記

5月の連休に那須山麓へ。観光客一人もいない山麓を仲間と花を求めて歩く。湿地で、ハルリンドウを撮影していると、近くに、センダイタイゲキという珍しい花をみつけることができた。
帰り、タクシーを呼ぶために電話を借りに民家へ。タクシーを待つ間、そこのお婆ちゃんから、お茶をごちそうになり、この地区の生活の話を聞くことが出来た。「今、農家の跡継ぎもいないし、いってもそこへ嫁ぐ人もいないし・・・」と。

左 1988年5月1日  那須
キャノンF−1 FD100ミリマクロ

トップへ   トウダイグサ科