ムシトリスミレ

 
 1976年7月18日 白馬岳 キャノンAE−1 FD50ミリ
 タヌキモ科ムシトリスミレ属

分布 北海道・本州町歩以北 四国の亜高山帯

花期 7〜8月

特徴

ムシトリスミレは「各自生地により、微妙に違いある」と、国内のムシトリスミレの自生地を訪ねている、KAさんにが教えていただた。
低山帯から高山帯の湿った草地や岩場に生える。草丈5〜15cmの多年草。 数枚の柄のない淡緑色の葉をロゼット状につける。葉の長さは3〜5センチ、長楕円形で上面に腺毛がある。
ロゼットになった葉の中心部から1〜3本の花茎を出し、花茎は分枝しない。
花茎の先にスミレによく似た青紫色〜紫色の花をつける。高さ5〜15センチ。葉は長さ2〜7センチ。柄はない。花茎は分枝せず、花が1個つく。

撮影手記

初めてムシトリスミレを見たのは、一眼レフを手にして行った76年の谷川岳。残念ながら開花していなかった。

76年、北アルプスの白馬岳から朝日岳を一人行く。ライチョウ遊ぶ霧の尾根道。ムシトリスミレの群生があり、喜び勇んで撮影した。

84年、Mさんと早池峰山へ。かなり小型のムシトリスミレを見つける。一時の昔、東北地方のムシトリスミレをヒメムシトリスミレと読んでいたことを思い出す。(在外種のルシタニカ・和名ヒメムシトリスミレとは別種)

尾瀬では 至仏山 05年 14年・笠ヶ岳 08年・アヤメ平 12年に見ている。いずれも登山道わきに咲いていて簡単に撮影することができた。

10年、赤城山にもムシトリスミレが自生すると聞きKaさんと行く。探して見つけて撮影したが個体数少なく、将来が心配だ。

19年、Kaさんと八幡平へ。シロバナムシトリスミレを目的に行く。ここのムシトリスミレは色が他の山と比べて白が混じった青色と言った感じだ。

25年、早池峰山。蛇紋岩帯に出ると、さっそくムシトリスミレが出迎えてくれた。

1984年7月2日 早池峰山
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
2005年7月24日 至仏山  
キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ
2008年7月8日 尾瀬・笠ヶ岳 
キャノン40D EF50ミリマクロ
   
  2019年7月14日  八幡平
  オリンパスーTG−4
 2023年7月2日八ヶ岳
  オリンパスーTG−6  
 2025年6月20日 早池峰山  
   オリンパスTG−7
     
  2025年6月20日 早池峰山  
   オリンパスTG−7
   

  2010年6月13日 赤城山   キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
  尾瀬・アヤメ平 2012年7月8日 キャノン50D EF50ミリマクロ
  2014年7月6日 至仏山  キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
 2019年7月14日  八幡平 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
     
  2020年7月5日 八ヶ岳
キャノンEOS6DU タムロン90ミリマクロ
 2022年7月10日 八ヶ岳  
キャノンEOS6DU EF100ミリマクロ 
2023年7月2日八ヶ岳 
キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  
     
2025年6月20日 早池峰山 
 キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ   
   

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