タチキランソウ

     
 2019年6月9日 南アルプス キャノンEOS70D  EF50ミリマクロ オリンパスTG−4
準絶滅危惧種

シソ科キランソウ属

分布 本州(関東・信州・東海)

花期 4〜9月

特徴

山地の林縁にはえる高さ5〜20センチの多年草。キランソウとの違いは、上唇は直立して2裂し、先は尖り、ウサギの耳のような形になっている。茎は数本斜上するか倒伏し、全体に白い毛が散生する。葉は対生で数対つき、長楕円形で長さ3〜5センチ、幅1〜1.5センチ。先はやや鈍頭で、縁にはやや粗い鋸歯がある。 花は上部の葉液に唇形花を数個つけ、花冠は青紫色で長さ15ミリ。

撮影手記

17年9月、カイサカネランを撮影後、変わったキランソウだなと思い撮影。19年6月、おなじ地域だけどシナノショウキランの撮影に訪ねる。前年の台風の被害大きく、道は荒れ橋は流され、往路8回の徒渉。冷たい雨の中歩くが目的の花は咲いて折らず。苦労報われず疲労して帰り道、この花を見つける。同行のkiさんから絶滅危惧種のタチキランソウと教えていただき、この日唯一の撮影収穫になった。
23年、ハルユキノシタを撮影に丹沢へ。ハルユキノシタ咲く岩場の下の窪地にタチキランソウが咲いていた。
   
2023年3月21日 丹沢 キャノンEOS6DU EF1000ミリマクロ   オリンパスTG−6
   
 2023年4月23日 富士山 キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ   オリンパスTG−6

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