カワミドリ

シソ科カワミドリ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 8〜10月

特徴

山地の草原に生える多年草。草全体に特有の香りがある。茎の高さ0.4〜1メートルになり、上部で枝分かれする。葉は対生し卵状披針形で長さ5〜10センチ、鈍い鋸歯がある。枝先の長さ5〜15センチの花穂に紫色の唇形花を多数密集してつける。花冠は長さ8〜10ミリ、下唇は3裂し、雄しべは4個は花冠からつきだす。萼は筒状。

撮影手記

カワミドリは、乾燥させて風邪薬にもなるという。84年、深田久弥の終焉の山、ニセ八ヶ岳の茅ヶ岳にて撮影。本来の目的の野草は撮影できなかったが、静かな山の一人山行は楽しめた。

左 1984年9月23日 茅が岳
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
   
2019年7月21日 高尾山  キャノンEOS70D EF50ミリマクロ オリンパスTG−4
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