ホトケノザ

2008年5月4日  群馬県富岡市 キャノンEOS 40D EF50ミリマクロ
シソ科オドリコソウ属

分布 本州・四国・九州・沖縄

花期 3〜5月

特徴

春の七草のホトケノザは、この花ではなくコオニタピラコである。名前は対生する葉を蓮座にみたてもの。別名サンガイグサ。春の里道の風物詩。まれに、白花がある。畑や道ばたに普通に生えている多年草。高さ10〜20センチの二年草。葉は対生し、長さ1〜2センチの扇状円系で鈍い鋸歯がある。上部の葉腋に紅紫色の唇形花を蜜につける。ふつうの花より小さく、つぼみのまま結実する。

撮影手記

上の写真は、まるでレンゲ畑のようなホトケノザの絨毯。休耕田または休耕地。世界的に食糧不足が言われる中、まだ耕せられる土地。後継者問題による農村の過疎化・国のノー政。近いうちに、大きなシッペ返しにあるのじゃないのだろうか。日本人は。長い日本の歴史の中でも飽食といわれた時代は、ごく最近・近年のこと。つねに、饑餓の歴史があったことを忘れてはならないと思う。

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