トチナイソウ

   
  1984年7月1日 早池峰山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 危惧種1A類

サクラソウ科トチナイソウ属

分布  早池峰山・崕・礼文島・ホロヌプリ

花期 6〜7月

特徴

自生地がわずか四カ所。本州では早池峰山の限られた場所のみ。きわめて貴重な種である。亜高山帯〜高山帯の乾いた草地や礫地に生える多年草。花は白色。散状に2〜4個つく。葉は何段かにかたまってつく。
 
撮影手記 1

84年、岩手の早池峰山へ。先を行くMさん。振り返って「オ〜イ!ト!」と。ときめいて行けば、まぎれもなくトチナイソウ。
撮影手記 2

86年、崕山(きりぎし)、地元のHさんに案内をへて、TさんMAさんKさんと登る。

沢すじの道を上りつめて、切り立つ蛇紋岩の岩峰郡が目の前にそびえたつ。岩のすき間に、今回の目的の花のひとつのトチナイソウがたくさん咲いていた。。こんなに個体数が多いなんて、皆喜び足場に注意しながら撮影をした。

崕山。その後盗掘により貴重な植物は壊滅的になり、今や、入山禁止へ。後、解除されるらしいが、厳しい制限をつけるそうだ。
     
 1986年6月28日 崕山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ

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