コイワザクラ

1985年5月12日  丹沢  
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 1993年5月9日   箱根  
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
2010年4月25日 箱根・金時山
キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
 絶滅危惧2類

サクラソウ科サクラソウ属コイワザクラ節

分布  神奈川県・群馬県・山梨県・静岡県

花期 5月

特徴
山地の岩場に生える多年草。葉には柄があり軟毛が多く、腎円形で直径1.5〜4センチ。ふちは浅く5裂する。高さ5〜10センチの花茎の先に1〜5個の花を散状につける。花冠は紅紫色で直径1.8〜2.5センチ。

右  2018年4月29日  丹沢 
オリンパスTG−4
 

コイワザクラの葉
クモイコザクラ と比べて毛深い。
上  2018年4月29日  丹沢
右 2017年5月14日  山梨県鳴沢村
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ

  撮影手記

初めてコイワザクラを見たのは二十歳の時、丹沢を日帰りで縦走中に、思いもかけずに出会えた。その可憐さにすっかり虜になった。が当時の私は、撮影は未熟。ピンボケ写真だった。

本格的に野草撮影に目覚めて、コイワザクラをあらためて撮影したいと思い、85年西丹沢へ。きつい登り道にバテながら登り、ようやくみつけたコイワザクラは。終わり気味。きれいな花を探すのに苦労した。

93年 Tさんに教えていただいた箱根の自生地へ。このときは強風に悩まされ、満足いく写真は数枚しかなかった。

10年、金時山では、前年の秋に登ったときに、コイワザクラ咲きそうな場所を見つけてた場所に行く。見事推理が当たり撮影することができた。

17年、コイワザクラの群生地をみたいと思い、富士山周辺の山へ。きつい登りと、連続する岩場の鎖場。怖い思いをしたけれど、コイワザクラの群生の連続に感動。

18年、丹沢。体力的にきつかったけれど、コイワザクラのお花畑に満足。登山道から離れていたので、一人で時間たっぷり撮影に専念できた。

  2017年5月14日  山梨県鳴沢村 キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ
2018年4月29日  丹沢 キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ
トップヘ  サクラソウ科へ