ツルニンジン

キキョウ科ツルニンジン属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期  9〜10月

特徴

根がチョウセンニンジンに似ていることから。根が太く、朝鮮ニンジンの偽物として出回ったこともある。別名ジイソブ。
 山麓や平地の林内に生える、つる性の多年草。葉は互生するが、側枝の先では3〜4個集まる。葉身は長楕円形または長卵形で薄く、葉裏は粉白色を帯びる。花は側枝の先から下向きに垂れ、白緑色で内側に紫褐色の斑点がある。萼裂片は、長さ2〜2.5センチ。

撮影手記

なかなかユーニクな姿の花であり、秋の低山ではよく見かける。高尾山の尾根にも多く見ることができる。
花を超アップで撮影してみると、まるで万華鏡のような模様で美しい。

左 1989年9月24日 高尾山
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
   
 2010年10月3日 高尾山  キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
     
 2021年9月20日 高尾山  キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ オリンパスTG−6

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