ウスユキソウ

キク科ウスユキソウ属

分布 本州・四国・九州

花期 7〜8月

特徴

低山帯上部〜亜高山帯の開けた草地や礫地にはえる。高さは20〜30センチ。茎は全て良く伸び、花時に根生葉はない。頭花に短い柄がある。ウスユキソウの中では、もっとも低山帯まで生育し、また各地へ分布が広がっている。

撮影手記

薄雪草という、しゃれた名前にあこがれていた。ただ、若い頃はウスユキソウの仲間を見ても、その良さがわからず、名前負けしているなと思った。が、年を重ねるごとに薄雪草の地味で渋みある清楚な花の魅力を感じるようになった。。
91年、妻と梅雨の合間の晴れの日、大菩薩を歩く。尾根道にウスユキソウやテガタチドリなどが咲いていた。その後大菩薩は鹿害によりだいぶ野草が荒らされたと聞いている。今でもあの気持ちよい尾根道のお花畑はあるのだろうか。

左 1991年7月7日 大菩薩峠 キャノンF−1 FD100ミリマクロ

トップへ  キク科へ