コオニタビラコ

キク科オニタビラコ属

分布 日本全土

花期 3〜5月

特徴

名前は、水田にロゼット状の根生葉を平たく広げる様子から。水田に多い二年草。茎は多数出て、長さ4〜25センチ斜上する。根出葉はロゼット状に広がり、長さ4〜10センチ、幅1〜2センチ。頭大羽状に深裂する。茎葉は少ない。頭花は散房状に数個つき、径約1cm。舌状花は黄色で6〜9個ある。花が終わると花茎が伸びて、下向きにある。

撮影手記

89年、知人の高尾山の動植物を描いているHa画伯の誘いを受けて、画伯が主催しているグループ観察会に夫婦で参加。春の高尾山麓の人里の花を観察しながら、のんびりと歩く。

コオニタビラコもそのひとつ。春の七草のホトケノザは、本来この花のこと。観察会終了後、画伯からいろエンピツ画を結婚祝いにいただいた。この絵は、我が家の家宝である。

1989年3月26日 八王子
キャノンF−1 FD100ミリマクロ

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