カイタカラコウ



1990年7月31日 木曽駒ヶ岳
左 キャノンF−1 FD50ミリマクロ
キク科メタカラコウ属

分布 本州東北西部・関東・中部

花期 7〜8月

特徴

高山の草原、または林内に生える、高さ50〜80センチ多年草。茎はほとんど無毛で、群生することが多い。根出葉はほこ形〜で、長さ11〜17センチ、幅7〜12センチ。18〜25センチの長い葉柄があり、先はとがっている。基部はややほこ形〜矢じり状、縁には不揃いな鋸歯がある。茎葉は2〜3個で小型。頭花はやや散房状に4〜11個つき、黄色で舌状花は5個で、長さ25〜28ミリ、筒状花は14〜16個。総苞は筒状で長さ11ミリ。        
 
撮影手記

90年、妻と、中央アルプス 千畳カールから木曽駒ヶ岳往復。学生の集団登山が多く、歩きずらかった。名花ヒメウスユキソウを撮影し展望を楽しむ。復路は好天気から一転ガスがかかる。けれど、野草撮影には逆にありがたかった。霧の中にカイタカラコウが浮かび上がるように咲いていた。

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