フクオウソウ

キク科フクオウソウ属

分布 本州・四国・九州

花期 8〜9月

特徴

福王草と縁起の良い名前。山地の木陰に生える多年草。高さ0.35〜1メートル。全体に腺毛顔追い。葉は柄があり円心形で3〜7裂し、長さ・幅とも6〜10センチ。頭花は9〜13個の小花からなり舌状花冠は紫白色。円錐花序に多数つく。総苞は長さ1.1〜1.2センチ。

撮影手記

93年は記録的な冷夏の年。残暑のない9月。暑さを気にすることなく天城の山を歩くことができた。Tさんと行く、今回の目的はミヤマツチトリモチ。歩き始めてすぐ、テバコモミジガサともフクオウソウを見つけることができた。福の名前がつく花を先に見つけたことが良かったのか、撮影の収穫の多い充実した山行きになった。

高尾山にもフクオソウが自生すると友人から聞いた。探すのは、難しいと思っていたところ、21年、教えていただいた自生地は人通りの多いところ。背景に気を遣いながら撮影をした。
 1993年9月5日 天城山
キャノンF−1 FD50ミリマクロ
 
   
  2021年9月17日 高尾山
 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ 
   2021年9月5日 高尾山
 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ 
   
  2021年9月20日 高尾山 オリンパスTG−6

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