ナガバハエドクソウ

   
 2010年7月11日 高尾山
キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
  2019年7月21日 高尾山
オリンパスTG−4
ハエドクソウ科ハエドクソウ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 7〜8月

特徴

近年、キツネノマゴ科からハエドクソウ科に移る。
根を煮詰めた汁でハエ取り紙につけたことから。林に中に生える高さ30〜70センチの多年草。葉は対生し、長さ7〜10センチ、幅4〜7センチの卵形〜長楕円形で粗い鋸歯がある。各節は上部で狭まる。花穂状につき白色でしばし淡紅色をおびる。花冠は筒状2唇形、上唇は直立して2浅裂、下唇は長く開出して3裂する。上唇の両側の平らな部分が狭い。

撮影手記

林の縁になどによく見かける。名前から食虫植物のようなイメージがあるけれど虫は食べないし、花も地味である。細長い花茎は風に揺られやすく撮影は意外と難しい。

まさか、最近(21年)までハエドクソウが2種類もあるとは、知らなかった。そこで見直してみたらナガバハエドクソウであった。高尾山では普通に見られ、花も地味であり特に気にしていなかったし撮影もあまりしていず、つい思い過ごしのままであった。
 
白花  2022年7月31日 高尾山    オリンパスTG−6

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