キタミソウ





1993年10月10日  埼玉県

キャノンF−1 FD200ミリマクロ
危惧種1A類

ゴマノハグサ科キタミソウ属

分布 北海道・埼玉県・九州

花期 5月〜10月

特徴
 キタミソウはシベリアから中国東部など寒い地方に分布する植物である。日本では、北海道の北見地方と九州の熊本市郊外、および埼玉県の荒川流域のみしか分布していない。いずれも水田地域。埼玉県・熊本県以外の自生地は長い間自生を確認されていなかった。
 が、1979年、新しい自生地が発見された。さらに、最近群馬県でも友人のMAさんが発見され、地元の新聞に掲載された。

 キタミソウは水田に主に生育する。稲刈りのため田圃の水を抜き取り、干上がってから急いで芽を出し、葉を出し、花をつけ実らせる。

撮影手記
 埼玉県の自生地は水田ではない。たまたま毎年秋に川の水門を閉じて、田圃と同じような環境に。
 自生地は川遊びする人、家族や友人とバーベキュウ遊びで一杯。そんな中、全く場ちがいのように三脚つけたカメラで、撮影している私。と、いうより、こんな珍しい花が咲いていることも知らないだろう。
 超がつくほど、希な植物なのに、ここでは、まるで忘れ去れているようだ。だが、それが返ってキタミソウにとって良かったのかもしれない。

トップヘ   ゴマノハグサ科へ