ホソバウルップソウ

   
  大雪山 1983年7月14日 
 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
  大雪山・化雲平 1983年7月16日
キャノンF−1 FD35〜70ズーム
 
危惧種1B類 

ゴマノハグサ科ウルップソウ属

分布  大雪山系

花期 7月〜8月

特徴

高山帯の砂礫地に生える、高さ15〜40センチの多年草。葉身は長楕円形、長さ7〜13センチ。幅3〜7センチ。花は青紫色。
 
撮影手記

個体数は多いが大雪山でも限られた箇所しか自生していない。83年、大雪山からトムラウシへの一人縦走の山旅。たどりついたのは、神隠しの庭。神はヒグマのこと。湿原のお花畑を背景に名峰トムラウシ。ホソバウルプッソウが咲く庭園には、我以外誰一人もいない。聞こえてくるのは風の音。揺れる花の音。贅沢なひとときだ。

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